奈良産レモングラス ティーバッグ
奈良産レモングラス ティーバッグ
- 価格
- 700円(税込)
商品詳細
奈良県産レモングラスの栽培について
ハーブは地中海沿岸のイタリア、スペイン、南フランス、ギリシャなどの地中海性気候で育つ植物が多いです。
ですので、日本のような高温多湿ではハーブの栽培に適している環境とは言えず、生育が良くなかったり農薬が必要になったりします。
弊社のレモングラスは奈良県の農家に栽培を依頼した無農薬原料を100%使用しています。
栽培場所を頻繁に変えることにより、作物固有の害虫の発生を抑えるのがポイント!あとは地道に雑草や害虫の駆除を手作業で行うことにより、農薬を使わない栽培を実現しています。
奈良と薬
飛鳥時代から続く薬草の文化が奈良には有ります。 日本書紀によると、奈良県宇陀市で日本最初の薬猟(くすりがり:鹿の若角や薬草を摘んだ習俗)が開始されたと記載されています。 鹿の角は鹿茸(ロクジョウ)と言い、「強精」「強壮」「健胃」「鎮痛」の効能で知られる漢方薬です。
また 奈良は何人もの製薬企業[ロート製薬、ツムラ(旧津村順天堂)、アステラス製薬(旧藤沢薬品)等]の創設者を輩出し、 日本最古の「森野旧薬園」や薬問屋であった細川家跡の「薬の館」も存在します。 奈良と薬は推古天皇(歴代天皇の中では最初の女帝)の時代から現在まで続いている歴史があります。
中国の僧侶である鑑真(がんじん)は唐から日本への渡航に五度も失敗し、途中で失明しながらも753年に来朝しました。 759年、鑑真により建てられた唐招提寺。鑑真はここに弟子を集め、仏教の細かいきまりである戒律を日本に伝え多くの僧を育てました。
鑑真は薬にとても詳しい医僧でもあったため来日の際に多くの珍しい薬物を持参し、仏教だけでなく日本の医療進歩に大きく貢献しました。 奈良の正倉院には、その当時の薬の一部が今も保管されています。
レモングラス
姿は稲でレモンの香りがするハーブです。タイのトムヤムクンに欠かせない食材です。気分をリフレッシュしたり胃の働きを元気にし消化を助けます。
“レモン”の名の付くハーブは、レモングラス・レモンバーベナー・レモンバームと複数存在します。共通するのはレモンの香り。これはレモンと同じ芳香成分のシトラールを含有することで香ります。
レモングラスは、レモンの香りはするけれど酸味やクセがないので初心者の方にも飲みやすい、やさしい味わいです。 アイスティーも美味しく、カモミールとブレンドすると風味が増します。
妊婦さんとレモングラス
“レモングラスを妊娠中に飲用しない事”と書かれている書物がありますが、製油成分を避けることですので、お湯を注いで水溶性の成分を抽出するハーブティとして飲用する場合は 長期にわたって濃い濃度で飲用しなければ問題ないと考えております。
タイの妊婦さんはトムヤムクンスープを避けている話は聞いたことがありませんし、トムヤムクンスープの製品に”妊婦さんは食べられません”と書いてないですね。