奈良産柿の葉茶 ティーバッグ
奈良産柿の葉茶 ティーバッグ
- 価格
- 700円(税込)
商品詳細
奈良県と柿
奈良県は全国有数の柿の産地です。「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」と正岡子規の俳句にも詠まれていますね。
小倉百人一首の有名な歌「ちはやふる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは」の竜田川は弊社の所在地である奈良県生駒市を流れる川です。 紅葉の美しさを詠んだ歌ですが桜やもみじのほか、柿の木も多く植えられています。
各家庭の庭に柿の木があることも多く、会社の裏庭に1本柿の木があり毎年多くの実を付けます。「桃栗3年、柿8年」と植えてから実がなるまで(収穫まで)長い年月がかかりますが、 引っ越してきたときから既にあったので8年待つことなく毎年秋の味覚を有り難く頂いてます。
「柿の葉」の魅力
奈良県の特産果物である柿は、果実だけではなく、ヘタを漢方薬にしたり樹の材を工芸に利用するなど、色々な部分が利用されています。中でも柿の葉は、奈良県の特産品「柿の葉すし」や健康飲料「柿の葉茶」として、また古くは歌などを書きつける短冊にも利用されてきました。
最近注目の成分に、ポリフェノールがあります。茶のカテキンやブルーベリーのアントシアニンなど様々なポリフェノールが知られていますが、柿の葉も豊富にポリフェノールを含んでおり、古くから利用されてきました。例えばポリフェノールは強い抗菌性を示しますが、これを活用したものが、柿の葉すしの包み葉です。 また、柿の葉のポリフェノールは、花粉症や糖尿病に効果があると言われています。
品種や季節によって含有量は変動しますが、柿の葉には非常に多くのビタミンCが含まれています。例えば6月の「刀根早生」の葉ですと、100gの葉に1.5gもあり、これは果実の20倍近い量になります。柿の葉茶は健康飲料として知られていますが、その理由の一つがこの高含有のビタミンCにあります。(農業研究開発センター 奈良新聞掲載記事集 「カキの葉」の魅力より抜粋)
柿と漢方
柿は、ヘタ・干し柿・根・干し柿の白い粉も生薬として活用します。ヘタはしゃっくり止め。秋に収穫した柿のヘタを日干しして乾燥させた物を煎じて生姜汁を加えて飲みます。 またへたは黒焼きにして湯に溶かし膀胱炎対策として飲用したりとにかく昔から果実だけではなく活用してきたのが分かりますね。