2023年度定時総会を開催しました
6月21日(水)エルトピア奈良において、一般社団法人奈良のうまいもの会2023年度定時総会(第15回総会)が執り行われ、第1号議案(事業報告・事業計画について)および第2号議案(会計・会計監査報告・予算案について)のすべての議案につきまして、満場一致で承認可決されました。
会長挨拶(要旨)
第15回一般社団法人奈良のうまいもの会総会にあたりまして、一言ご挨拶させていただきます。
平素より、会員の皆様、関係各位の皆様には、当会の活動に対しまして、ひとかたならぬご協力とお力添えを賜り、厚く御礼を申し上げます。
さて、5月8日から新型コロナウイルス感染症の位置づけが2類相当から5類へ移行となりましたが、コロナ禍の3年間は、企業や産業に多大な影響を与え、事業の縮小・見直しを迫られるなど、それぞれの正念場を迎えた困難な期間となりました。
世界に目を向けるとロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって1年半、長期化する戦争の影響で、世界的にも様々な原材料・食料価格の高騰が続き、食品業界を取り巻く環境は日々厳しさを増しております。
そのような中でも、昨年度は7月に当会の法人結成10周年を記念した講演会を開催し、多くの方のご参加をいただいた事を改めて御礼申し上げます。
秋以降は、動き始めた食のイベントにも参加し、定例会企画として「御所街巡り」や皇室への県産農産物「大和情熱野菜玉手箱」の献上、本年3月には「おススメ商品展示試食会」等、様々な取り組みを行うことが出来ました。
開催まで約2年の「大阪・関西万博」には、地球規模のさまざまな課題に取り組むために、世界中からたくさんの人やモノや英知が集ります。この万博は、SDGs達成の取り組みを加速させる絶好のチャンスと言われています。当会も「関西SDGsプラットフォーム」の一員として、次の世代に継承し繋いでいける、先の未来を見据えた取り組みを強めたいと考えています。
これからも「困難」は会員一同力を合わせて乗り越え、奈良の「古き」を大切にし、未来へ継承し、さらに繋いで行く活動に取り組みたく思います。
最後に、“奈良のうまいもの”がますます盛り上がることを祈念し、私からのご挨拶とさせていただきます。