奈良のうまいもの会とは
日本で最初に都が置かれた奈良。
その奈良には、遠く大陸から今日のチーズやバターにあたる「蘇」や「酪」が伝わり、全国各地からはさまざまな産物が送られてきました。
魚介類や塩も手にしていたことも遺跡から出土した当時の記録からわかっています。
一方、山の豊かな恵みを受けて吉野葛をはじめ、川魚など奈良の特産品もさまざまな郷土の料理のなかに生かされて、今日に引き継がれています。
まさに、奈良にこそ「日本の食」のルーツがあるのです。
奈良県は、平城遷都1300年祭を契機に「食」という観点から奈良をアピールしていきたいと考え10年の歳月をかけて「奈良のうまいもの」を創設しました。
そして、これを奈良県と協働して、民間の手でさらに発展させようと発足したのが、「一般社団法人 奈良のうまいもの会」です。
伝統の食文化を生かして、新しい「奈良のうまいもの」を作っていこう!それが私たちの合言葉です。
主な事業
当会直営・奈良のうまいものプラザ
古都奈良の玄関口=JR奈良駅1階にオープンする奈良県のアンテナショップ。
奈良の御土産、特産品を探すならココ。
農園直送レストラン「古都華」の野菜バイキングなど、奈良のうまいものが朝から晩まで揃います。
森が育てた「大和情熱野菜」
四周を豊かな森に囲まれ育まれた奈良県下で土壌診断を経て登録された「情熱農家」さん自慢の安心野菜。
さらに当会傘下のシェフ達によって吟味。
「これぞ、奈良のうまいもの」として自信を持ってお薦めします。
当会お薦めの「認定プレミアム商品」
調理師会会長、調理師学校校長、新聞社代表・支局長・編集長、奈良県農林部、消費者代表など食の専門家や有識者による審査委員会を開催し、奈良のうまいもの登録商品の中から「認定プレミアム商品」を選定しました。
漢方プロジェクト
「大和当帰」を始め奈良県にゆかりの深い漢方について、薬草栽培から製薬、食品メーカー、外食産業や大学・研究機関等が連携して奈良県を漢方のメッカとして盛り上げていく県主導のプロジェクトに参画しています。
組織図
役員体制
代表理事 会長 プラザ店長(常勤) | 堂土 健一 | だんご専門店 堂屋 |
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理事 専務 プラザ運営委員長 | 井上 昇 | 奈良 井の上 |
理事 副会長 連携推進委員長 | 小倉 聡 | 中国菜館 桂花 |
理事 副会長 | 芦髙 清友 | 農家酒場どはってん |
理事 広報事業委員長 | 下川 麻紀 | 自然派農場しもかわ |
理事 イベント事業委員長 | 五十嵐 裕希 | べっぴん奈良漬 |
理事 総務会員委員長 | 片上 公美 | 片上醤油 |
理事 会計 | 山中 慎也 | 山中蒲鉾 |
理事 | 西野 慎一 | 明日香村地域振興公社 |
理事 | 近藤 正洋 | 有限会社三木食品工業 |
理事 | 坪嶋 慶 | 奈良食品株式会社 |
監事 | 幕田 隆司 | |
監事 | 西川 裕 | |
相談役 | 泉澤 ちゑ子 | 手づくりハム ばあく |
ごあいさつ
会の活動につきましても、食イベントでのPR活動や大和情熱野菜・大和当帰といった奈良県の特産品の普及・PR活動、認定プレミアムの選定や奈良県と協働したアンテナショップ【奈良のうまいものプラザ】の運営と設立当初から比べ活動内容も大きく進化しました。
また、2018年3月からは関連会社として株式会社大和情熱野菜を設立し、近鉄百貨店 西大寺店内にて奈良県産農産物の販売に特化した常設店も開設しており、より多くの方に奈良の魅力が発信出来るよう取り組んでおります。
今後も、【参加】【協働】を更に充実させより多くの方々が会の活動に積極的に参加していただける機会を増やし、会員の皆様同士の交流がますます深まることでそれぞれのポテンシャルを充分に発揮していただける機会を提供します。
これからも、たくさんの方々に奈良の食に対する関心を持っていただく事で、奈良の食文化の発展と進化に寄与できるように頑張ってまいります。
沿革
平成14年 | 奈良県が「奈良のうまいもの」づくり事業を開始 |
平成22年 | 平城遷都1300年祭で「奈良のうまいもの」づくり事業を成功裏に達成 |
平成23年 6月 | 奈良県の「奈良のうまいもの」事業を民間継承するために「奈良のうまいもの会」発足 |
平成24年 7月 | 一般社団法人奈良のうまいもの会発足 |
平成25年 4月 | 「奈良のうまいもの」ロゴマークを継承し商標登録 |
平成26年 4月 | 「奈良のうまいものプラザ」オープン(奈良県農林部との協働事業) |
平成26年 12月 | 「大和情熱野菜」事業開始 |
平成27年 1月 | 認定プレミアム商品審査会を開催 |
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